JUST GIVE IT A SHOT - 瀧口浩平の雑記
瀧口浩平の雑記です。
2007年09月
2007年09月25日
屋久島の山小屋 鼠と蟹と山口さん
化粧品のCFの撮影で先々週、先週と屋久島に入っていました。快晴続きだったロケハンとうって変わって雨続き。今回もご協力頂いた写真家の菅原一剛氏のブログで書いてあるように、台風は面白いように避けて行ってくれたので、何とか撮影することができました。今回のCFはギルガメシュ叙事詩をオマージュしたストーリーで作っていまして、日本の原生林である照葉樹林帯の中でも里山化していなさそうな所を選んだ結果、屋久島という場所を選びました。里山というのは、もはや自然のそのままの姿ではなくそれを自然と言ってしまったら東京だって解釈次第、みたいなことになってしまうので、極端な所にしたかったわけです。
そして緑には、赤外線を反射し、紫外線を吸収するという性質があります。照葉樹林帯かつ緑の生い茂る屋久島には暖かい雰囲気があり、今回はそれを映像で表現するため、赤外線フィルムで撮影した写真を混ぜようと盛り上がり、撮影に挑んだわけですが、予想以上の過酷な環境。秋葉原で赤外線ライトを購入し、菅原さんが電気屋で買占めた赤外線フィルムでチャレンジしました。
想像していたよりも観光地化してしまっていた屋久島ですが、想像していた以上に自然のスケールは大変なものでした。人を対象物とするのとは、スケール感も表情を出すタイミングも違います。光と風と湿度と気温に左右される植物の表情は、いいなと思った次の瞬間に変わってしまっていたりするので、カメラを構えた時には遅かったりします。
そんな状況下、僕は完全に飲まれてしまい、ただ「すげぇ」と繰り返すだけ。ですが、今回カメラで入っていただいた古橋宏之さんのおかげで撮った植物の表情は素晴らしく頭が上がりません。「スケールの大きいものはじっくり撮った方がいい」間違いないです。
ちなみに、僕らの山小屋の夜は鼠が現れたせいでパニック。隣の寝袋で寝ている人の手に当たると必要以上に飛び跳ねて目が覚めてしまう、という漫画みたいな夜でした。
うっかり食料もギリギリで、ひもじい思いを脱却するために、沢ガニを食べる、というような過酷な撮影でした。思い出一杯となりました。
今回スタッフで入っていただいた皆様には、大変申し訳なく、、。皆様お疲れ様でした。。。今回お手伝いいただいた、現地の方々、山口さん達もどうも有り難う御座いました。屋久杉の木工で化粧品の容器を特注して作ってくれたマロバスの青木さん、工房の山田さんもどうも有り難う御座いました。
本件、都内のスタジオ撮影も頑張ります。
2007年09月22日
15秒と言われて見てみれば・・・
ご無沙汰してます。瀧口です。今年の三月に「15秒」をテーマに一つの映像企画を作ったのですが、様々な方のご協力のおかげでそれがやっとウェブで公開できるようになりました。ちなみにタイトルの15秒はCMの尺です。このショートムービーは、僕達が映像ベンチャーマロバスを起ち上げるきっかけになったわけですから、一生忘れられないものになると思います。キャストには、同じ歳で凄い存在感のあるモデルさんでり、コカコーラや資生堂のCMでご活躍中の高橋マリ子さん、クラブ業界で存在感が鰻上りで僕を含めた同年代から強い支持をうけているラッパーのPHOXY CAMEL君、俳優の三浦孝太君、カメラを向けられると緊張するマロバスの伍香君がキャストとして出てくれています。
他にもPHOXY CAMEL君のクルーで見てくれラッパーみたいなTSK君、ユニリーバの仕事で知り合った金子君や、今巷でブイブイ言わせているらしいDJ HARLOCK君なんかにも手伝って頂きました。どうも有難う。エキストラで来てくれた皆さまも本当に本当にありがとう。
なんとこれ、2日間という撮影日なんですが、タイトなスケジュールなだけに、自分の中に色々なことが凝縮されて詰め込まれまして、これをきっかけに色んなことがガラッと変わりました。
それでは、是非、ご覧下さい。
「15sec.」です。



